食パンが好き!の巻
朝食を食べている途中、Uスケ(4歳)が、突然、涙をポロポロ流し、泣き出した。
さっきまでニコニコ食べてたので、驚いて何かあったのか様子を見ても、痛いとか、ケガしたとか、特にそんな感じでもなさそう。
パパ太 「なんで泣いてるの?」
Uスケ 「(嗚咽でしばらく言葉にならない)えっく、えっく、だって、食パンが良かったの。」
涙がポロポロ、よく出るなー。
あー、パンにかかってるよ。
いま食べているのは、耳をおとしてあるサンドイッチ用のパン。ハムとチーズが挟んである。
たまたまお弁当用に買って、余ったのがあったから、朝食に出てきたみたい。
食べてる途中で、何か思い出したのかな?
パパ太 「それ、周りの耳のとこがないだけで、食パンだよ。味おなじでしょ。」
Uスケ 「ちがう〜、あまい〜。」
甘い? そんなことないんじゃないかと思うけど、とりあえず、余ってた切れ端を食べてみる。
うん、普通。
耳がないから雑味がない感じ。
耳が無い分、苦味が減ってあまいのか?
そう言えばそうかも。
甘いもの大好きなんだから、甘いならそれでいいんじゃないの?と思うが。
名誉の問題なのか、なんの問題か。
一通り話を聞いて、「食パン昨日たくさん買って来たから、あした食べてよ。」と言ったら、今回は納得したらしく、うん、と頷いてソデで顔をゴシゴシ拭いてる。
拭き終わった途端にニコニコしながら、サンドイッチの残りを食べ出す。
うれしそうにモグモグしてる。美味しいんだろうなぁ。
この子は、先週の朝も2回、似たような話でママ子と揉めてた。
1回は、「コーンフレークじゃなくてパンが良かった!」で、「もう用意しちゃったからそれ食べて。」というママ子と平行線に。
パパ太が体調不良だったので、この日はママ子に保育園まで送ってもらったけど、気持ち的にダメになって保育園まで歩こうとせず、保育園についても泣きまくって大変だったらしい。
もう1回は、「ロールパンじゃなくて食パンを食べると約束していた。」で、「パンと聞いてたからロールパンを出したの。食パンとは聞いてない!」というママ子と平行線に。
泣くほど食パン食べたいって、すごいなー。
僕が小さい時は、パンの耳が固いのがイヤで、「パンの骨が食べられない」って、内側をくり抜いて食べたりしてたのになぁ。
でんでん